>>寺内行事 | 日常信行用語


御講(おこう)

当宗の基礎ともなっているとても重要な法要で、毎月各信者の家で奉修されます。
お教務様が信者宅に出向かれ、参詣者と共にお題目を唱え、信者各家の先祖を弔い、ご信心の意味を説き示す「御法門」が説かれます。

口唱会(くしょうかい)

祈願成就のために信者同士で集まり、時間を決めてお看経をさせていただくことです。

月始総講(つきはじめそうこう)

毎月1日に行われるお参り=総講です。前月を無事に過ごせたお礼、当月を無事に過ごせるお願いなどの御祈願をします。

御修行(ごしゅぎょう)

当山では、高祖聖人の御逮夜である12日、開導聖人の御逮夜である16日、門祖聖人の御逮夜である24日に、先師聖人の大恩報謝のために毎月奉修される法要(お参り)のことをいいます。

朝参詣(あささんけい)

本門佛立宗の信行の基本は、口唱・参詣です。
そのお寺参詣の中でも朝参詣は「御利益感得の第一歩」となります。特に、お寺の誓願成就のため、自身の祈願成就のため、必ず朝参詣をして御祈願をさせていただきましょう。
義天寺の朝参詣は平日朝6時30分より、日祝日は朝7時よりとなっています。朝参詣開始後から30分は御塔婆の受付もしています。

教養各会総講(きょうようかくかいそうこう)

より一層の信心修行のために、同年代の人で集い、共に学ぼうという主旨のもとに構成された壮年紳士会、婦人会、青壮年会、青年会、薫化会の各会が勤めるお参りです。

三大会(さんだいえ)

本門佛立宗の最も重要な行事の一つで、高祖聖人、門祖聖人、開導聖人それぞれの御命日に合わせて全国各寺院で奉修される法要です。
門祖会(もんそえ)は門祖聖人の御命日2月25日にあわせて主に春に、開導会(かいどうえ)は開導聖人の御命日7月17日に合わせて主に夏に、高祖会(こうそえ)は高祖聖人の御命日10月13日に合わせて主に秋に奉修されます。
義天寺では各聖人方の御遺徳を称え、大塔婆を建立いたします。(希望者は各大会前に受け付けております)

元旦参詣(がんたんさんけい)

新年最初の日となる1月1日、世間一般では近所の神社などに初詣に行きますが、佛立宗ではそれぞれの所属寺院に家族揃って参詣し、1年無事に過ごせるようにと各々お看経をさせていただきます。
由緒寺院である義天寺は、多くの他寺院様よりご参詣をいただきますので、参詣者に湯茶接待をさせていただいています。

寒修行(かんしゅぎょう)

1月6日から2月4日まで全国の佛立宗各寺院で一斉に【寒修行】が行われます。
佐渡に流罪となり厳しい寒さの中ご奉公に励まれた日蓮聖人の御遺徳をお偲びするため、1年で最も寒いと言われるこの時期に行われるのです。会社や学校に行く前にお寺に参詣し、温かい御供養(朝食)をいただいてからそれぞれの一日をスタートします。

成人式(せいじんしき)

義天寺では寺内の教養各会が中心となって、会場の設営、記念品の準備、式辞や進行をつとめます。まさに手作りの成人式なのです。普段、冗談を言い合ってる仲間達も「成人の誓い」を読み上げる凛とした姿はとても感慨深いものがあります。義天寺の成人式は「初心忘るべからず」の言葉をみんなでかみしめる日でもあるのです。

彼岸総講(ひがんそうこう)

こうして今生きているのはご先祖様のおかげであり、この有り難いご信心をさせていただけるのは三祖聖人、先師上人のおかげであります。当宗は「常盆常彼岸」の教えのもと、日々回向、口唱を欠かさずにさせていただいておりますが、お彼岸に益々報恩の心を厚くしようと彼岸総講を営みます。
毎年、春分、秋分の日の午前10時より奉修されます。たくさんの方が亡き諸精霊を偲び、塔婆を建立しお題目をお唱えいたします。

夏期参詣(かきさんけい)

夏の暑さに負けぬよう、各寺院で日程や期間を決めて行われる朝参詣です。

大尊師報恩口唱会(だいそんしほうおんくしょうかい)

開導日扇聖人が御遷化された「義天閣」を開放し、義天閣内に御本尊様、開導聖人並びに関係者の御塔婆を建立させていただき、報恩の志厚く口唱させていただきます。普段、義天閣内部はガラス越しでしか拝見できませんが、7月17日のこの日だけ開放される、とても貴重な日となっております。

盂蘭盆会総講(うらぼんえそうこう)

「常盆常彼岸」と申し、常日頃から先祖回向を心がけている佛立宗ですが、「ご先祖様が帰ってくる」といわれるこのお盆に合わせて、更にたくさんの方でお題目口唱し、追善回向の心で「盂蘭盆会総講」を営ませていただきます。

七五三(しちごさん)

古来よりの各年齢で節目とし、また男子女子の年齢を問わず、親子共々に無事養育成長御礼をさせていただく式典です。

除夜法要(じょやほうよう)

一年を無事に過ごせたことに感謝する口唱会です。義天寺では大晦日の午後7時より行います。

初参詣(はつさんけい)

世間ではお宮参りと言われていますが、佛立宗では「初参詣」と言います。
生後一ヶ月頃、初めてお寺に参詣し、無事出産の御礼と御信心のお護りをいただけるように養育成長の言上をあげていただきます。

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